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江戸丸死人の怨霊【1892.8.19 読売】

築地にある鉄道会社が火災に遭ったが、その土地でこれまで繁盛した会社はない。そこでかつて汽船が爆発して死んだ人々の怨霊の祟りだと土地の人は言っている。

江戸丸死人の怨霊  一昨夜焼失したる炭礦鉄道会社〔北海道炭礦鉄道会社(現・北海道炭礦汽船)〕(築地南飯田町〔東京都中央区〕十二番地十三番地)の地は是迄商店会社等を開設せしもの曽て繁昌せしためしなき由にて其例を挙ぐれば川崎造船所〔現・川崎重工業〕失敗し製粉会社〔日本製粉〕倒れ日本製鉄会社滅び今回又炭礦鉄道会社火災に罹れりといふ土地のもの相伝へて曰く、「往年同所にて汽船江戸丸の汽罐破裂したる際非業の死を遂げし八十名の怨霊が祟りを為すものなり

読売新聞 1892(明治25)年8月19日(金)2面

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